現地時間の2023年9月8日金曜日の深夜にモロッコで大きな地震がありました。

マグニチュード６.８　世界遺産の町で有名な内陸地のマラケシュから７０KM郊外の山岳地が震源地だそうです。

この揺れはモロッコ全土とスペイン、ポルトガルの方まで揺れが感じられた広範囲の地震だったようです。

マグニチュードを見ると大体の日本人ならが想像が着くと思いますが、建物がすごく揺れ、物が棚から落ちたりなど考えますが、モロッコは違います。日本のように耐震のない建物、山岳地は舗装のない道路、旧市街は大昔の城壁、後から追加追加と壁と壁がくっついて建てられているし、歩く隙間は迷路のように細い道、、、体感は日本で言うと震度５くらいだという記事もありましたが、それでも地震に耐えられるわけがないのが容易に想像がつきます。

悲惨な映像や記事の状況が目について、胸がソワソワして心配でなりません。

幸いにも、私個人のモロッコにいる家族や親戚、近い友人たちは皆怪我もなく無事でした。感謝でしかありません。

まだ今現在確認が取れていなく気になっているのが、pure moroccoの原材料であるオイルを買い付けている農家さん達です。

震源地からは距離はありますが、地震の規模が広範囲、被害の状況が把握できていないので、彼女達のいる農村部がどれだけの被害があったのか、地域の環境はどうなっているのか、ただ情報を待つしかなく、心配でなりません。

現地では支援物資や救助を必要としている現状です。建物の破損で瓦礫の下敷きになっている方達の救助が難航しています。

地震発生後７２時間が生命のリミットと日本では聞いていましたので、救出は緊急を要しています。村全土が壊滅状態の山岳部の村にはまだ救助が行っていないとも聞いています。地震大国の日本に住む私たちは、今までの経験がありますが、モロッコではそうではないのです。

モロッコにいる私の家族に聞いても、その時の恐怖は計り知れなく今もショックを受けていると言っていました。

イスラム教徒のモロッコでは神を信じています。

その力が彼らの不安を少しでも取り除いてくれると願っています。

この状況で今私たちに何ができるか、現状を把握しながらできることをpure moroccoとしても探っていきたいと思っています。

募金や支援キャンペーンなど何ができるのかまだ全くわかりませんが、こちらでまたお知らせいたします。

その時はぜひ皆様の協力をお願いいたします。

モロッコに心を寄せていただけて感謝いたします。

Pure morocco

ナスローラ和音